この記事の目次
・いびきが起こる仕組み
・寝具でできる、いびき対策のポイント
・寝室の湿度・温度もいびきに関わる
・寝具の工夫と合わせて意識したい生活習慣
・当店からのご提案
・まとめ
はじめに
「家族からいびきがうるさいと言われる」「朝起きても疲れが取れていない」——そんなお悩みをお持ちの方は少なくありません。いびきは音の問題だけでなく、睡眠の質そのものに関わっているといわれています。
いびきの原因は体質や生活習慣などさまざまですが、実は毎晩使う寝具や寝室環境が、いびきの起こりやすさに関係していることをご存知でしょうか。今回は、寝具の観点からできるいびき対策についてご紹介します。
いびきが起こる仕組み
いびきは、睡眠中に気道(空気の通り道)が狭くなることで起こる音です。眠っている間は筋肉がゆるむため、舌や喉の奥の柔らかい部分が重力で下がり、気道を狭めてしまいます。そこを空気が通るときに周囲の組織が振動し、いびきの音が生まれるといわれています。
つまり、気道がどれだけ狭くなるかは、寝る姿勢や首・頭の角度に大きく左右されます。ここに、寝具が関わってくるのです。
寝具でできる、いびき対策のポイント
枕の高さを見直す
枕が高すぎると、あごが引けた状態になって気道が折れ曲がり、狭くなりやすくなります。反対に低すぎると、頭が後ろに反り、舌が喉の奥に落ち込みやすくなります。目安とされているのは、立っているときの首の角度が自然に保てる高さです。長年同じ枕を使っている方は、高さが今の体格に合っているか、一度見直してみることをおすすめします。
横向き寝をサポートする寝具を取り入れる
仰向けで寝ると、舌や軟口蓋が重力で下がりやすく、気道が狭くなりやすいといわれています。横向きの姿勢を保ちやすくすることで、この状態を和らげられる場合があります。抱き枕や、体の向きを支えるタイプの枕を取り入れると、無理なく横向きの姿勢を維持しやすくなります。
敷ふとん・マットレスの硬さにも注目
体が沈み込みすぎる敷ふとんは、寝返りが打ちづらくなり、同じ姿勢が続く原因になります。寝返りがスムーズに打てる適度な硬さの敷寝具は、横向きへの体勢変換もしやすくなり、結果的に気道が確保されやすい状態を保つ助けになります。
寝室の湿度・温度もいびきに関わる
空気の乾燥は喉や気道の粘膜を刺激し、いびきを悪化させる要因の一つとされています。寝室の湿度は50〜60%程度を目安に保つとよいといわれており、乾燥しやすい季節には加湿器の使用に加えて、吸湿性のある寝具素材を選ぶことも一つの工夫です。
また、室温が高すぎたり低すぎたりすると寝苦しさから寝返りが減り、同じ姿勢が続きやすくなります。季節に合わせて掛けふとんの厚みを調整し、寝床内を快適な状態に保つことも、いびき対策の一部といえます。
寝具の工夫と合わせて意識したい生活習慣
● 就寝前3〜4時間の飲酒は控える(筋肉がゆるみ、いびきが出やすくなるため)
● 規則正しい睡眠時間を心がける(睡眠不足も筋肉の弛緩を強めるといわれています)
● 横向きで眠る習慣づけを、無理のない範囲で少しずつ
● 寝室の清潔を保ち、ハウスダストなど気道への刺激を減らす
※日中の強い眠気、起床時の頭痛、ご家族から呼吸が止まっていると指摘される場合などは、単なるいびきではなく治療が必要な状態である可能性があります。その際は自己判断せず、医療機関にご相談ください。寝具の工夫は、あくまで日々の睡眠環境を整えるためのものです。
当店からのご提案
「枕が合っているか分からない」「横向きで眠るための寝具を探している」——そうしたご相談も、当店では承っております。お客様の体格や普段の寝姿勢をお伺いしながら、枕の高さや寝具の硬さを一緒に確認させていただきます。
実際に寝転んでお試しいただけますので、ぜひお気軽に店頭までお越しください。
まとめ
いびきは「仕方がないもの」と諦めがちですが、枕の高さや寝具の硬さ、寝室の湿度・温度といった身近な環境を見直すことで、和らげられる場合があります。まずは、今お使いの寝具が今のご自身の体に合っているかを確認してみてはいかがでしょうか。
■参照元
いびき対策ガイド|睡眠の質を向上させる効果的な方法と改善策
https://tanno-naika.jp/blog/post-799/




