
この記事の目次
・寝汗の原因はひとつではありません
・「着替えが必要なほどの寝汗」が続くときは
・今日からできる寝汗対策
・寝汗が気になる方のセルフチェック
・まとめ
朝起きたときにパジャマや敷ふとんがじっとり湿っている——そんな経験はありませんか。眠っている間、私たちは誰でも自然に汗をかいていますが、着替えが必要になるほどの「ひどい寝汗」は、快眠を妨げるだけでなく、寝具や睡眠環境の見直しどきを教えてくれるサインでもあります。今回は、ひどい寝汗の主な原因と、寝具選びをはじめとした今日からできる対策をご紹介します。
寝汗の原因はひとつではありません
寝室の温度・湿度、寝具との相性
寝ている間は体温を調節するため、誰でも自然に汗をかきます。しかし、室温や湿度が高すぎたり、通気性の悪い寝具を使っていたりすると、汗の量が増えて寝苦しさにつながります。特に、吸湿性・放湿性に乏しい素材の敷ふとんや掛けふとんは、熱や湿気がこもりやすく、ひどい寝汗の一因になることがあります。
ストレスや自律神経の乱れ
過度なストレスがかかると、日中に働く交感神経と、休息時に働く副交感神経の切り替えがスムーズにいかず、自律神経の乱れが生じることがあります。その結果、睡眠中の体温調整がうまくいかず、大量の汗をかいてしまうケースも少なくありません。
年齢やホルモンバランスの変化
加齢や閉経にともなうホルモンバランスの変化も、寝汗が増える原因のひとつです。更年期にあらわれる症状のひとつとして発汗異常が挙げられ、就寝中の「ひどい寝汗」として自覚されることがあります。
「着替えが必要なほどの寝汗」が続くときは
睡眠環境を整えても改善しない、これといった原因に心当たりがないのにひどい寝汗が続く、といった場合には、自己判断で済ませず医療機関に相談することも大切です。寝汗は身体からのサインのひとつとして受け止め、気になる症状があれば早めに専門医へ相談しましょう。

今日からできる寝汗対策
吸湿性・放湿性に優れた寝具を選ぶ
敷ふとんや掛けふとんは、汗を吸収して外へ逃がす力(吸湿性・放湿性)の高い素材を選ぶことがポイントです。綿や麻、近年注目されている高機能わたを使用したふとんは、寝汗による蒸れを軽減し、快適な寝床内環境を保ちやすくなります。
室温・湿度を季節に合わせて整える
寝室の温度は夏場26℃前後、冬場は18〜20℃程度、湿度は50〜60%程度を目安に調整すると、寝汗による寝苦しさを軽減しやすくなります。エアコンや除湿機、除湿シートなどを上手に活用しましょう。
寝具を清潔に保つ
汗を吸った寝具をそのままにしておくと、雑菌やカビの繁殖につながり、においや肌トラブルの原因になることもあります。敷きパッドやシーツはこまめに洗濯し、ふとん本体も定期的に干す、または丸洗いできるタイプを選ぶと、衛生的に使い続けられます。
寝汗が気になる方のセルフチェック
次のような項目に心当たりがある方は、寝具の見直しとあわせて、医療機関への相談もあわせて検討してみましょう。
・ 起床時に、パジャマや敷ふとんが湿っていることが多い
・ 同じ室温・寝具でも、以前より汗の量が増えたと感じる
・ 汗以外にも、体のだるさや体重の変化が気になる
・ 寝具や室温を見直しても、寝汗の状態が変わらない
まとめ
ひどい寝汗には、室温や湿度、寝具との相性といった睡眠環境によるものから、ストレスやホルモンバランスの変化まで、さまざまな原因が考えられます。まずは寝具を見直し、快適な寝床内環境を整えることから始めてみましょう。それでも改善しない場合は、無理をせず医療機関に相談することも大切です。
■参照元
ひどい寝汗(盗汗)はなぜ?考えられる原因と対策
https://oshiete-gan.jp/lymphoma/concerns/symptoms/night_sweat.html


