この記事の目次
・夏の冷え性(冷え症)の代表的な症状
・夏の冷え性の原因とは?
・夏の冷え性を防ぐ!ふとんでできる3つの快眠対策
・冷え性改善のための生活習慣アドバイス
・まとめ|「冷やさない夏用ふとん」で快眠を
「夏なのに手足が冷えて眠れない…」
「エアコンをつけて寝ると翌朝だるくなる」
こんなお悩みをお持ちの方は、実は “夏の冷え性”かもしれません。
一見すると夏は暑さで寝苦しい季節ですが、実際には体が冷えすぎて不調を起こしているケースが少なくありません。特にエアコンを使う生活が当たり前になった現代では、「冷え」は夏特有の隠れた悩みとなっています。
この記事では、夏の冷え性の症状や原因、そしてふとんを工夫して改善する快眠術を詳しくご紹介します。
夏の冷え性(冷え症)の代表的な症状
夏の冷え性は、冬のように外気で体が冷えるのではなく、生活習慣や環境の影響によって起こるのが特徴です。以下のような症状に心当たりはありませんか?
• 手足が冷たく、布団に入ってもなかなか眠れない
• 寝ても疲れが取れず、朝起きたときに体が重い
• 夜中にお腹が冷えて目が覚める
• 夏なのに下痢や胃腸の不調を繰り返す
• 朝起きたときに肩や腰がこわばり、だるさが残る
「暑いのに冷える」というギャップが、体に負担をかけてしまうのです。
夏の冷え性の原因とは?
1. エアコンの冷気
エアコンの冷気は部屋の下部にたまりやすく、ベッドよりも床に近い布団で眠る方は特に下半身が冷えやすい傾向があります。気づかないうちに腰や足元が冷え切ってしまうのです。
2. 冷たい飲み物や食べ物
暑い季節は冷たい飲料やアイスを摂りがちですが、胃腸を直接冷やすことで血流が滞り、冷え性を悪化させます。
3. 薄着や肌の露出
ノースリーブや短パンで寝ると、一晩中エアコンの冷気にさらされてしまい、皮膚表面から熱を奪われます。
4. 自律神経の乱れ
昼は暑さ、夜は冷房という温度差の激しい生活により、自律神経が乱れて体温調節が難しくなることも冷え性の一因です。
夏の冷え性を防ぐ!ふとんでできる3つの快眠対策
実は、冷え性対策の基本は「ふとん選び」です。寝具を見直すことで、エアコンの涼しさを保ちつつ、体を冷やしすぎない睡眠環境を整えることができます。
① 敷きふとん&敷パッドで「底冷え」を防ぐ
床に近い冷気から体を守るには、断熱性と通気性を兼ね備えた敷ふとんが重要です。
• 高反発の敷きふとんは空気の通り道を作り、ムレを防ぎながら冷気を遮断。
• 接触冷感素材の敷パッドを使う場合は、冷たさ重視ではなく吸湿性や放湿性を備えたタイプを選ぶと快適です。
② 掛けふとんは「薄くても保温力あり」が正解
夏の定番はタオルケットやガーゼケットですが、体に沿って隙間を作らない掛けふとんを選ぶのがポイント。隙間から冷気が入り込むと体温を奪ってしまうため、軽くて体にフィットする素材をおすすめします。
• 綿ガーゼの肌掛けふとんは吸湿性に優れ、サラッとした寝心地。
• 薄手の羽毛肌掛けふとんなら、通気性と保温性を両立できます。
③ “冷え取り素材”を上手に活用
最近は、接触冷感と吸湿発熱素材を組み合わせた夏寝具が注目されています。冷え性の方にとって「冷たすぎる寝具」は逆効果。
• 表面はひんやり、内側はほんのり温かい二層構造の寝具
• 麻やリネン素材のカバー類で通気性を確保しつつ、必要なときだけ保温
こうした工夫で、快眠と冷え対策の両立が可能です。
冷え性改善のための生活習慣アドバイス
寝具に加えて、日常生活のちょっとした工夫も冷え性改善に効果的です。
• 冷たい飲み物は常温に近づけて摂取
• 入浴はシャワーだけでなく湯船に浸かる(ぬるめのお湯で血流促進)
• 腹巻きやレッグウォーマーを併用してお腹と足元を冷やさない
• 就寝前のストレッチや深呼吸で自律神経を整える
これらを組み合わせることで、冷えにくい体づくりができます。
まとめ|「冷やさない夏用ふとん」で快眠を
夏の冷え性は放っておくと、肩こりや不眠、自律神経の乱れ、慢性的な疲労へとつながります。だからこそ、早めの対策が大切です。
• 敷ふとん・敷パッドで冷気をシャットアウト
• 薄手でも保温力のある肌掛けふとんで体を守る
• 冷え取り素材を活用して快眠と冷え対策を両立
「涼しく、でも冷やしすぎない」バランスのとれた寝具こそ、夏の快眠のカギ。
この夏はぜひ、あなたの体を守る“冷やさない夏用ふとん”を味方につけてみませんか?
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