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眠りコラム 2025.09.15
夏の睡眠がつらいのは“ふとん”のせいかも?ぐっすり眠れる快眠ルーティン10選【寝具の見直しで夏バテ防止】

夏の睡眠がつらいのは“ふとん”のせいかも?ぐっすり眠れる快眠ルーティン10選【寝具の見直しで夏バテ防止】

この記事の目次

「ぐっすり眠る」とは“深く質の高い睡眠”のこと
あなたの“睡眠充実度”をセルフチェック
夏の睡眠は“高温・高湿度・寝苦しさ”との戦い
朝日を浴びて体内時計を整える
ストレスケアも快眠のカギ
エアコンと寝具のベストバランスを見つける
朝食で“眠りをよくする栄養”を補給
夕方以降の「うたた寝」は控えめに
夜の光を見直して眠りやすい環境に
まとめ:夏の快眠は「生活習慣+寝具の見直し」が決め手

夏の夜は「寝苦しい」「途中で目が覚める」「朝起きても疲れが取れない」と感じる方が多いのではないでしょうか。実はその原因、単なる暑さや湿度だけでなく、毎日使っているふとんや寝具の選び方にも深く関係しているのです。
今回は、夏の夜を快適に過ごすための【快眠ルーティン10選】をご紹介します。寝具の見直しと生活習慣の工夫で、ぐっすり眠れる夏を手に入れましょう。

「ぐっすり眠る」とは“深く質の高い睡眠”のこと

「睡眠時間は足りているのに、朝スッキリしない…」という経験はありませんか?
実は、長く寝る=良い睡眠ではありません。夜中に何度も目が覚めたり、朝起きても疲れが残っている場合、それは深い睡眠が取れていないサイン。
まずは、自分の寝具や睡眠環境を見直して、眠りの質を高める工夫をしてみましょう。

あなたの“睡眠充実度”をセルフチェック

・毎日同じ時間に寝ているのに疲れが取れない
・朝起きると体が重い
・寝汗で夜中に目が覚める
このような症状がある方は、寝具が体に合っていない可能性大。
特に夏は、熱や湿気がこもりやすい敷ふとんや掛けふとんを使っていると、熟睡を妨げてしまいます。

 

夏の睡眠は“高温・高湿度・寝苦しさ”との戦い

夏の夜は室温が下がりにくく、湿度も高いため、体が放熱しにくくなります。
その結果、寝返りが増えたり、汗でムレて眠りが浅くなることに。
さらに、エアコンの冷気で体を冷やしすぎると、かえって目が覚めやすくなる悪循環に。
そこで重要になるのが、通気性や吸放湿性の高いふとん選びです。麻や綿、羊毛などの天然素材は、蒸れを防ぎ快適な眠りをサポートします。

 

朝日を浴びて体内時計を整える

朝起きたらカーテンを開けて朝日を浴びましょう。光は脳に「朝が来た」と知らせ、体内時計をリセットします。
その結果、夜になると眠りを促すホルモン「メラトニン」が自然に分泌され、寝つきが良くなります。
夏の快眠は、朝の習慣から始まるのです。

 

ストレスケアも快眠のカギ

ストレスは自律神経を乱し、交感神経が優位になって寝つきを妨げます。
そこで役立つのが、体を心地よく支えてくれる敷ふとん。柔らかすぎず、適度な反発力で体圧を分散する寝具は、筋肉の緊張をほぐし、リラックスを促してくれます。
「心地よさ」を感じられるふとんが、精神面の安定にもつながるのです。

夏の睡眠がつらいのは“ふとん”のせいかも?ぐっすり眠れる快眠ルーティン10選【寝具の見直しで夏バテ防止】

エアコンと寝具のベストバランスを見つける

夏の快眠にはエアコンが欠かせませんが、冷やしすぎは禁物。
理想は室温26~28℃、湿度50~60%。
調湿性と通気性に優れた寝具を選べば、エアコンの設定温度を上げても快適に眠れます。
たとえば、麻素材の掛けふとんや通気性の良い敷ふとんなら、涼しさと温もりのバランスが取れ、深い眠りへと導きます。

 

朝食で“眠りをよくする栄養”を補給

快眠をサポートする栄養素といえば、「トリプトファン」「ビタミンB群」「マグネシウム」。
これらは夜の眠りを誘うセロトニンやメラトニンの材料になります。
卵、バナナ、ナッツ、大豆製品などを朝食に取り入れましょう。
ただし、栄養だけでは不十分。快眠の土台は、やはり自分に合ったふとん選びです。

 

夕方以降の「うたた寝」は控えめに

「暑いからシャワーで済ませている」という方も多いですが、ぬるめのお風呂に入ることで一度体温を上げ、その後の体温低下で自然な眠気が訪れます。
入浴後は、放熱しやすい麻やパイル素材の寝具を使うと、快適な睡眠が持続します。

 

夜の光を見直して眠りやすい環境に

寝る直前までスマホや蛍光灯の光を浴びると、メラトニン分泌が抑えられ寝つきが悪化します。
寝室はやわらかな照明に切り替え、リラックスできる空間に。
さらに、肌ざわりの良いふとんやシーツに包まれることで、心身ともに落ち着き、より深い眠りが得られます。

 

まとめ:夏の快眠は「生活習慣+寝具の見直し」が決め手

夏の不眠や疲れが取れない感覚は、ただの「暑さ」のせいではありません。
・通気性や吸放湿性の高い寝具を選ぶ
・朝日を浴びて体内時計を整える
・ストレスを和らげ、寝る前の光環境を調整する
これらを意識することで、夏の夜もぐっすり眠れるようになります。
「眠れない…」と思ったら、ぜひふとんから変えてみるという選択肢を。
快適な寝具が、あなたの夏を健やかで心地よいものに変えてくれるはずです。